以前にテニスの課題について書きました。
あれからしばらく経ちましたが、最近も相変わらずテニスをしています。
私は大学からテニスを始めて10年以上になりますが、30代になった今でもまだまだ上手くなりたいと思っています。
最近は自分自身のフォームを修正したり、妻にテニスを教えたり、試合に出ることを考えたりする中で、以前とは少し違った視点でテニスを見るようになってきました。
今回は、そんな最近のテニスについてまとめてみます。
サーブのフォームを少し変更してみた
まず最近、自分自身のテニスで一番変化を感じているのがサーブです。
以前の私は、いわゆる「フットバック」気味のフォームでした。
それを最近は「フットアップ」に近づけるようにしています。
私の場合、フットアップにすることでスライスサーブがかなり打ちやすくなりました。
また、以前よりも体を反りすぎなくなってきたのも良い変化だと思っています。
サーブは長年打っていると、ある程度自分の打ち方が固まってしまいます。
そのため、「ここを少し変えればもっと良くなる」と思っても、実際に変えるのはなかなか難しいです。
そんな中で参考になったのが、鈴木貴男さんのサーブの動画でした。
動画の中で、ラケットの真ん中でボールを捉えるというよりも、顔に近い内側で捉えるようなイメージについて説明されていました。
これを実際に試してみたところ、自分のサーブが以前とは少し違う感覚になりました。
以前の私は、ボールに対してラケットを「上から下に撫でる」ような動きになっていたようです。
自分ではそこまで意識していなかったのですが、ボールに回転をかけようとするあまり、ラケットを下方向に動かす意識が強くなっていたのだと思います。
「顔に近い内側で捉える」というイメージを持つことで、ラケットの動きも少し変わり、以前より自然にボールを捉えられるようになってきました。
テニスのフォームは、外から見るとほんの少しの違いでも、本人の感覚としてはかなり大きな違いがあります。
こういう「ちょっとしたきっかけで、今までできなかったことができるようになる」というのが、テニスを長くやっていても面白いところですね。
妻にテニスを教えてみた
最近は妻にも少しテニスを教えています。
妻はテニスを少しかじったことがある程度で、基本的には初心者です。
今回は私の友達と一緒にテニスをする予定があったので、その前に球出しをしてストロークを練習しました。
最初は普通にボールを打ってもらっていたのですが、しばらくすると「手が痛い」と言い始めました。
どうも手だけでボールを打っている、いわゆる手打ちになっているようでした。
実は妻はたまにゴルフもするのですが、ゴルフでも同じように手が痛くなるそうです。
そう考えると、単純に「テニスだから手が痛い」というより、体をうまく使わずに腕や手だけでボールを打つ癖があるのかもしれません。
そこで、松尾プロの動画を参考にして、脱力した打ち方を教えてみました。
これが初心者に教えるうえで結構わかりやすかったです。
特に「力を抜いて」とだけ言われても、初心者からすると「じゃあどうすればいいの?」となりやすいですが、指と指の間に少し隙間を開ける、といった具体的なアドバイスがありました。
こういう具体的な身体の使い方に落とし込んだ説明は、初心者にも伝わりやすいと思います。
実際にやってみると、2〜3回ほど球出し練習をしただけでも、少しずつスピンのかかったボールが打てるようになってきました。
もちろんまだ安定しているわけではありませんが、初心者の段階で「ボールを擦って回転をかける」という感覚を覚えられたのはかなり良かったと思います。
個人的には、これは結構大きいと思っています。
私が通っているスクールを見ていても、女性で上級クラスまで来ている方でも、スピンのかかったショットをしっかり打てる人はそこまで多くありません。
もちろんテニスには色々なスタイルがありますし、フラット系のボールでも十分強いのですが、最初の段階でスピンをかける感覚を身につけておくと、その後のストロークの幅が広がると思います。
妻にはまだまだ練習してもらわないといけませんが(笑)、今後どこまで打てるようになるのかは楽しみです。
格上の人とシングルスをして、課題がかなり見えた
そして最近、格上の方とシングルスを3セットほどやる機会がありました。
結果は……ぼこぼこにされました。
特に1セット目は0-6。
自分のサービスゲームもキープできませんでした。
ただ、こういう試合は負けたとしてもかなり勉強になります。
試合後に色々と質問させてもらったのですが、特に印象に残ったのが「サーブの球種」についてです。
私のサーブは、基本的にはスライス系を中心に打っています。
試合の前半はそれなりに通用していて、最初の2回のサービスゲームはいずれもデュースまでいきました。
ところが、試合が進むにつれて相手がだんだん慣れてきます。
後半になるとデュースまでいかずに取られるゲームが増えていきました。
試合後に聞いてみると、
「球種を混ぜないと、だんだん慣れてくる」
という話でした。
言われてみれば当然なのですが、自分ではそこまで意識できていませんでした。
同じようなサーブを何度も受けていれば、相手からすると当然タイミングを合わせやすくなります。
今後はスライスだけではなく、フラットやスピンなども混ぜながら、同じフォームからコースや球種を変えられるようにしたいと思っています。
バックハンドのミスが多い理由もわかった
もう一つ、かなり参考になったのがバックハンドについてのアドバイスです。
私は試合中、バックハンドで結構ミスをしていました。
そこで「なぜバックハンドでミスが多いと思いますか?」と聞いてみました。
すると、
「打つときに少し前傾姿勢になっている」
とのこと。
これは自分では全く気づいていませんでした。
私は以前から「できるだけ前でボールを取ろう」という意識が強くありました。
そのため、ボールに近づいて早めに打とうとするあまり、体まで前に突っ込んでいたようです。
言われてみれば、確かに思い当たるところがあります。
自分では「前で打つ」と「前傾する」を別々に考えていたのですが、実際の動作ではセットになってしまっていたのかもしれません。
こういうのは、自分一人で練習しているとなかなか気づけません。
上手い人に実際にプレーを見てもらって、その場で質問できるのは非常にありがたいですね。
9月以降は試合に出たい
以前の記事でも試合に出ることについて書きましたが、そろそろ本格的に試合に出てみようと思っています。
9月以降にいくつか試合に出る予定なので、それまでに各ショットをもう少し仕上げていきたいです。
現時点で特に練習したいのは次の2つ。
サーブのコース打ち分け
まずはサーブです。
フォア、ボディ、バックと、相手の位置を見ながら狙ったコースに安定して打てるようにしたいです。
ただ入れるだけではなく、「この場面ではここに打つ」というところまで考えてサーブを打てるようになりたいですね。
特にシングルスではサーブからポイントを組み立てられるようになりたいので、ここは今後の大きな課題です。
少し浅くなったチャンスボールの打ち込み
もう一つはチャンスボール。
完全に短いボールなら打ち込めるのですが、「少し浅くなった程度」のボールを確実に攻撃するのがまだ苦手です。
試合では、相手がギリギリ返してきたような少し浅いボールが意外と多くあります。
こういうボールをただ返してしまうのではなく、しっかり前に入って攻撃できるようにしたいです。
ここは球出しでもかなり練習できそうなので、試合までに繰り返し練習しておきたいと思っています。
テニススクールで「もっと強い人と打ちたい」と思うようになった
最近、強い人と試合をするたびに感じることがあります。
少なくとも私が通っているテニススクールでは、実際に試合に出ている人はそれほど多くないということです。
もちろんスクールなので、テニスをする目的は人それぞれです。
運動不足解消のために通っている人もいるでしょうし、友達と楽しくテニスをしたい人もいるでしょう。
それ自体は全く悪いことではありません。
私自身も、テニスを始めたばかりの頃は「とりあえず楽しく打てればいい」という感じでした。
ただ、最近は試合に出るようになってきて、もう少し強い人と打ちたいと思うようになってきました。
スクールでは毎週決まった時間にテニスができるので、とても貴重な場所です。
そのため今後も通い続けるつもりですが、一方で「もっと試合志向の人と打つ機会を増やしたい」という気持ちもあります。
テニスオフ・テニスベアなどを利用する方法もありますし、試合に出れば試合会場で知り合いが増える可能性もあります。
今後はスクールだけではなく、そういった場所にも少しずつ活動範囲を広げていきたいと思っています。
30代になって、テニスを続ける人は意外と少ない
そして最近もう一つ感じるのが、30代になったことによる環境の変化です。
大学時代、テニスサークルでかなりテニスをしていた同期たちと話す機会があります。
大学時代はみんな暇さえあればテニスをしていたような人たちですが、30代になると、テニスを続けている人はかなり少なくなりました。
平日は仕事で忙しい。
土日は子育て。
そうなると、学生時代のように「土曜日はテニス、日曜日もテニス」という生活はなかなかできません。
会社の付き合いなどからゴルフを始めた人も結構います。
久しぶりに会うと、昔と比べて体型が変わっている人もちらほらいます。
もちろん年齢を考えれば当たり前なのですが、「あの頃はあんなにテニスしていたのに」と思うと、少し不思議な感じがします。
また、テニスをしていないだけならまだしも、
「最近テニスしてないんだよね」
「他に特に趣味もない」
という人も結構います。
学生時代はテニスという共通の趣味があったので、それだけで集まれました。
30代になると、仕事、家庭、子育てなど、それぞれの生活が大きく変わっていきます。
転職する人も増えた
仕事についても、昔と比べて変わったなと思います。
同期と話していると、「転職3社目」くらいの人も珍しくありません。
大学を卒業した頃は、みんな同じような会社に入って、そのまま何年も働くのかなと思っていました。
もちろん私自身も今すぐ転職したいと思っているわけではありません。
ただ、30代になってくると、仕事についても「このままずっと同じ会社にいるのか」ということを考える機会は増えてきました。
自分も今後、状況によっては考えないといけないのかもしれません。
一方で、同期の中には事業を経営している人もちらほらいて、めちゃくちゃ稼いでいる人もいます。
東大の同期だからそういう人が一定数いるのかもしれませんが、30代になると同じ大学を出た人たちでも、かなり違った人生を歩んでいることを実感します。
大学時代の同期とも、意外と会わなくなる
大学時代に仲が良かった人とは、今でも年に1回くらい会うことがあります。
ただ、それ以外の同期とは卒業してからほとんど会っていません。
当時は毎日のように顔を合わせていたのに、卒業して10年近く経つと、ほとんど会わなくなる。
たぶん、これは私だけではなく、みんなそんな感じなのだと思います。
学生時代は「同じ大学」「同じサークル」というだけで自然に会う理由がありました。
社会人になると、そういう共通の場所がなくなります。
だからこそ、今でも年に1回くらい会っている友人は大切にしたいなと思います。
そして、自分の場合は30代になってもテニスを続けているので、学生時代とはまた違った形でテニス仲間が増えていくのも面白いところです。
30代になっても、まだテニスは上手くなれる
大学時代から10年以上テニスをやってきましたが、最近になってもまだフォームを修正することがあります。
サーブの打ち方を変えてみたり、バックハンドの課題を指摘してもらったり、初心者の妻に教えることで「どうやったらテニスの動きをわかりやすく伝えられるか」を考えたり。
そして、実際に試合に出ると、自分では気づかなかった弱点が出てきます。
今回のように格上の人と試合をすると、0-6でボコボコにされることもあります。
それでも、試合後に「何が悪かったんだろう?」と考えて、上手い人に質問して、次の練習で試してみる。
この繰り返しが結構楽しいです。
30代になって、仕事や生活環境は大学時代から大きく変わりました。
テニスをしていた同期も、以前ほどテニスをしなくなりました。
それでも私は今のところ、まだまだテニスを続けたいと思っています。
まずは9月以降の試合に向けて、サーブのコース打ち分けとチャンスボールの打ち込みを重点的に練習。
そして試合を通して、自分の新しい課題を見つけていきたいです。
「上級クラスに上がったから終わり」ではなく、上級になったからこそ、まだまだ上手くなれる余地がある。
最近はそんなことを考えながらテニスをしています。


