今大会のシングルス決勝では、世界ランキング1位のカルロス・アルカラス選手と、同5位のテイラー・フリッツ選手が激突。さらに白熱のダブルス決勝も行われました。本記事では、木下ジャパンオープン2025の大会概要から現地の雰囲気、そして決勝戦の模様まで、観戦記として詳しくお届けします。
ジャパンオープンテニス選手権概要
ジャパンオープンテニス選手権(Kinoshita Japan Open Tennis Championships)は、ATPツアー500に格付けされる日本最大級の男子テニストーナメントです。
毎年秋に東京・有明コロシアムで開催され、世界トップクラスの選手たちが集結します。1972年に創設された歴史ある大会で、かつてはロジャー・フェデラーやラファエル・ナダルらBIG4、錦織圭らが優勝を飾りました。
シングルス・ダブルスともに見応えがあり、テニスファンだけでなく初観戦の人にもおすすめの大会です。
チケット予約・購入方法
木下ジャパンオープンテニス2025のチケットは、5月末から順次先行販売がスタートし、一般発売は7月下旬から行われました。
販売スケジュールは複数の段階に分かれており、抽選・先着・カード会員限定など、それぞれ受付方法が異なります。
🗓 チケット販売スケジュール(2025年)
販売種別 | 販売期間 | 備考 |
---|---|---|
ホスピタリティプログラム先着先行 | 5月31日(土)12:00〜7月21日(月・祝)23:59 | 食事付きラウンジ・専用ゲートなど特典付き |
パッケージシート抽選先行 | 6月7日(土)11:00〜6月11日(水)23:59 | 複数日程セット販売 |
いち早プレリザーブ(NICOSカード限定) | 6月14日(土)11:00〜6月18日(水)23:59 | カード会員限定 |
プレリザーブ | 6月21日(土)11:00〜6月25日(水)23:59 | 一般抽選受付 |
セブン-イレブン先着先行 | 7月1日(火)12:00〜7月21日(月・祝)23:59 | コンビニ販売 |
一般発売 | 7月26日(土)12:00〜 | 各プレイガイドで販売開始 |
📎 出典: 木下ジャパンオープンテニス公式サイト – TICKET SALES SCHEDULE
(※最新情報は必ず公式サイトをご確認ください)
🎟 座席の種類と価格の目安
チケット料金は日程によって変わり、決勝戦のチケットは、1階前列のホスピタリティ付き席(約8万円〜45万円)から、3階のルーフトップシート(1,000円)まで、幅広い価格帯が設定されています。
コートに最も近いプレミアムコートサイド/コートエンド席は臨場感抜群。
一方で、SS席やS席はコストパフォーマンスが良く、初めて観戦する方にも人気の席種です。
食事・ラウンジ利用などの特典が付く「ホスピタリティプログラム」もあり、特別な観戦体験を楽しめます。
座席の位置や料金は、公式サイトで確認できます。
会場の様子
ジャパンオープンテニスの会場である有明コロシアムは、東京都江東区に位置しています。
都心からのアクセスも良く、電車・バス・車のいずれでも訪れやすい立地です。
りんかい線「国際展示場駅」や、ゆりかもめ「有明テニスの森駅」から徒歩5分ほどで着きます。
今回私はプレミアムコートエンドシートを利用したので、ラウンジもご紹介します。
試合開始の約20分前からコートに移動しました。
ダブルス決勝戦
さあ、ついに試合が始まります。ユーゴ・ニス(モナコ) & エドゥアール・ロジェ=バセラン(フランス) vs ロハン・ボパンナ(インド) & 柚木武(日本)の対決です(敬称略)。ロジェ=バセラン選手とボパンナ選手は2013年にペアを組んでジャパンオープンを制しており、さらにロジェ=バセラン選手は2019年にも同大会で優勝しています。ロハン・ボパンナ選手は2024年にはダブルス世界ランキング1位を達成しており、添田豪日本代表監督が仲介となってペアが実現しました。
試合の動画を撮影できないのが残念ですが、身長193cmのボパンナ選手、身長196cm&レフティの柚木選手のビッグサーブが圧巻で、そのサーブをきっちり返すリターンや素晴らしいボレーのニス選手とロジェ=バセラン選手との駆け引きが見ごたえありました。
下記はボパンナ選手のサーブ。














下記は柚木選手のサーブ。











試合序盤第1セットは西日のまぶしさからかダブルフォルトが2回あったゲームをブレークしてボパンナ&柚木ペアがリードしたのですが、ニス&ロジェ=バセランペアも徐々にミスが減っていったように思います。
柚木選手はリターンも安定しており、バックハンド側に集められても正確なリターンを見せるなど、相手を翻弄する場面もありました。
下記は試合ハイライト。
どっちに転ぶかわからない戦いが続きましたが、結果は7-5,7-5でニス&ロジェ=バセランペアが優勝しました。
ダブルスの試合が16時くらいに終わって、18時シングルス決勝まで2時間ほど待機となりました。ラウンジに移動しようかと思っていたら突然フリッツ選手がセンターコートで練習を開始したので4,50分くらい観戦しました。
練習の動画を撮影したので載せます。ダブルス試合後に現れた松岡修造さんのトークも面白いです。
フリッツ選手の練習終了後にラウンジに行きました。16時以降はビュッフェ(軽食メニューが少し拡充)が提供されていました。
シングルス決勝戦
そしていよいよアルカラス選手vsフリッツ選手のシングルス決勝戦!
サーブ、基本ストロークは素人目戦ではほぼ互角でしたが、しっかり構えた時のアルカラス選手のフォアハンドクロスが速すぎたのと、フリッツ選手のようにトッププロが打つストロークに対して直前でドロップショットへの変更がほとんど読めない&そのドロップもほぼミスらない、点でアルカラス選手はやばいと思いました。
以下はアルカラス選手サーブ。










下記は試合動画ハイライト。
フリッツ選手もブレークバックして粘りましたがアルカラス選手が6-4,6-4で優勝しました。
プレミアムコートエンドシートからは優勝時の写真撮影で背中側のためモニター画面を下記に載せます。
感動的な1日を過ごせました。また来年も来てくれることを期待します。
この試合を見てからテニスモチベが一段と上がって課題の書き出しやYouTube動画での勉強を続けています。1週間で10時間くらいはテニス関連のYouTube動画を見るようになりましたね。
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