オフィスチェアを買う理由と選び方

在宅ワークの開始を前にバロンチェアを買いました。値段も張るので悩みましたが結果として快適に在宅ワークを始められています。高級オフィスチェアを買うまでの経緯について書きます。

購入のきっかけ

コロナウイルスもあり、在宅ワークが始まったことが主なきっかけです。学生の頃は基本的に大学で作業をしていたので、家では月に1回くらいしか作業しておりませんでした。家ではベッドだけあればいいと思っていたくらいだったので、作業用の椅子と机は合わせて1万円ちょっとものを使っていました。

椅子には一応リクライニングや高さ調整がついていましたが、背もたれのS字カーブが私の背中に合っておらず、作業をするときは背もたれから離れて作業していました。

無理な姿勢で長時間のデスクワークをすると肩こりや疲労感が酷く、自分の身体に少しでも優しいオフィスチェアを購入することに決めました。色々調べているうちに10万円以上する高級オフィスチェアについて知り、何年も使っていくものに対してなら多少高くても投資する価値はあると考えました。

椅子

WORKAHOLICを訪問

ハーマンミラー、オカムラ、スチールケース…高級オフィスチェアとしていくつもの有名ブランドがあります。自分に合った椅子を探そうと思っても実際に座り比べてみないと比較ができません。

有名ブランドのオフィスチェアを多く取り揃えている店舗として見つけたのが大塚家具WORKAHOLIC(日本橋)でした。「Workaholic」は日本語で「仕事中毒」という意味でとても印象的でした(笑)。WORKAHOLICは高級オフィスチェア専門店という安心感もあり、そこでオフィスチェアを探しました。

私が来店した際はコロナウイルスの影響もあり、完全予約制となっていました。(私は幸い翌日に空きがありましたが、それが無理だったら1か月後になっていました。)

WORKAHOLIC
WORKAHOLIC(日本橋)
高級オフィスチェア
一面に並ぶオフィスチェア

オフィスチェアを選ぶ

オフィスチェア選び
実際の作業をイメージしながら椅子選び

オフィスチェアを選ぶとき、

  1. チェアコンシェルジュの方と面談して椅子選びのチェックポイントについて聴く
  2. 実際に様々な椅子に座って感覚を確かめる
  3. 気に入った椅子についてコンシェルジュの方からフィードバックをもらう

という流れで決めました。私が選ぶときに気にしたポイントは以下になります。

身体に合う

これは最も大事です。椅子にもたれかかって作業することをイメージしながら自分の身体に合うものを探しました。
自分の身体に合うかどうかを考えるには、座面の高さや奥行き、アームレストやヘッドレストの調整が効くかどうかも重要になります。

メッシュ生地の座面・背面

今までクッションタイプの椅子に座ってきましたが、

  • 蒸れやすい
  • 汚れが目立ちやすい

といった点が気になっていたので今回は全てメッシュ生地にしました。メッシュ生地の座面の堅さが身体に合うか気になったのでクッションタイプとメッシュタイプを座り比べてみましたが、メッシュ座面は適度な堅さを持ちつつ体重で少し沈み込んで身体にフィットしました。ちなみにここまでの段階でオカムラかエルゴヒューマンのオフィスチェアに絞りました。特にオカムラのオフィスチェアはどれも自分の身体に合うと感じました。日本の会社ということで、日本人の身体に合うものを作っているのではないかと推測します。

デザイン

デザインが気に入るかどうかも大事です。自分はオカムラのバロンチェアのシンプルでカッコいいデザインが気に入りました。エルゴヒューマンプロも座り心地は良かったのですが、私は和室で使用するため、よりシンプルなデザインのバロンチェアを選びました。(構造がシンプルな方が掃除も楽だと考えました。誤差ではありますが)

ヘッドレスト

私はこれまでのスマホやパソコンでの作業のせいかストレートネックになってしまっていました。このような悩みのある方はできるだけ首から上も預けられる椅子にした方が良いとコンシェルジュの方にアドバイスをいただいたこともあり、多少高くはなりますがヘッドレスト付きのものにしました。

メッシュの色はミディアムブルー、フレームの色は白にしました。部屋のインテリアの差し色として青系を選びました。フレームの色は黒も選べたのですが、椅子の脚がシルバーだったのでフレームの色が白の方が合うと考えました。オカムラのバロンチェアのサイトで色のシミュレーションを行いました。

中古で売られているか

高級オフィスチェアを中古で買うことも選択肢に入っていました。一度は使われたものなので汚れなどがあるかもしれませんが、自分の気になっている高級オフィスチェアが比較的きれいな状態で売られている可能性もあります。デメリット(汚れや傷、メーカーの保証が受けられない、状態のチェックや購入のために実店舗を訪れる必要がある)もありますが、それを超えて安く手に入れられる可能性もあるので一度調べてみるのはアリだと思います。

私はオカムラのバロンチェアを購入すると決めた後にオフィスバスターズで中古のものを探してみました。残念ながら、ヘッドレストあり・メッシュの座面・自分の希望の色、といった条件を全て満たすものが無かったので、私はWORKAHOLICで新品を購入することになりました(在庫が無かったので受注生産)。

WORKAHOLICの夜
椅子選びをしていたらあっという間に時間が過ぎました。

オフィスチェアの到着

受注生産には1か月ほどかかりました。海外のメーカーだともっとかかるそうなので、早め早めにオフィスチェアを発注すると良いと思います。

Baronチェア
組み立てられた状態で家まで届きました。

1か月ほど待つと家に届きました。2週間くらい使ってみましたが、身体を預けた状態でパソコン作業ができるため非常に快適です。特にヘッドレストをつけたのは正解だったと思います。首の疲れが激減しました。個人的にはリクライニングを自在に調整できる点も気に入っています。購入前の時点では作業に必要ないと思っていましたが、休憩の時や本を読むときには椅子を少し傾けられる方が快適です。

最後に

高級オフィスチェアは10万円以上するのでとても大きな買い物です。それでも5年、10年と長く使うものなので少しでも身体への負担が少ないものを探すと良いです。今回色々座り心地を試して思ったのは、一番値段が高い=一番身体に合うではない、という点です。コンシェルジュの方もおっしゃっていましたが、実際に座り心地を比較して決めることで後悔の無い選択ができると思います。

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