大谷生ホームラン観戦記とWBC2023振り返り

侍ジャパンが7戦全勝でトーナメントを勝ち上がり、2009年以来ぶりの優勝ですね。3月12日の日本vsオーストラリアの試合を観戦してきました。大谷選手の生ホームランを見れて感激です。

2023年WBC概要

1次ラウンドではPOOL A~Dまでのグループに分かれてリーグ戦を戦います。日本はPOOL Bを全勝で1位通過し、準々決勝でイタリアに9-3で勝利、準決勝はメキシコに6-5で逆転勝利、決勝ではアメリカと接戦の末に3−2で勝利して日本が3大会ぶり3回目のWBC制覇となりました。

1次ラウンド(POOL B)概要

日本は、3/9 中国に13 – 4、3/10韓国に13 – 4、3/11チェコ共和国に10 – 2で勝利し、3/12昼の試合でチェコ共和国が韓国に破れたことで日本の2位以上・1次ラウンド通過が確定しました。3/12夜の日本vsオーストラリアの試合で日本が7 – 1で勝利したことで日本の1位通過が決まりました。

順位   日本   オーストラリア    韓国    チェコ共和国    中国   
1日本7 – 113 – 410 – 28 – 1
2オーストラリア1 – 78 – 78 – 312 – 2
3韓国4 – 137 – 87 – 322 – 2
4チェコ共和国2 – 103 – 83 – 78 – 5
5中国1 – 82 – 122 – 225 – 8
POOL B 対戦成績

日本 vs オーストラリア

123456789
日本3201100007100
オーストラリア000000001150
スコア

野球経験は無くとも時々野球観戦をして楽しんでいます(以前ヤクルトの試合の記事を書きました)。今回運良くWBCのチケットを獲得できたのでオーストラリア戦を東京ドームで見てきました。日本vsオーストラリアの試合は初回大谷選手の3ランホームランや、先発・山本由伸投手の4回1安打無失点8奪三振の好投によって流れを作れたことが大きかったと思います。

日本選手一覧

スタメンは以下です。WBC2023を眺めた私の感想など記載しています。

1番中堅・ラーズ・ヌートバー(カージナルス)

中堅・ラーズ・ヌートバー

ミドルネーム「タツジ」の愛称で呼ばれたヌートバー選手の人気はすごく、ブーイングと一瞬聞き間違えるような「ぬ〜」の掛け声で盛り上がりました。

2番右翼・近藤健介(ソフトバンク)

右翼・近藤健介

1次ラウンドは全試合で安打・1次ラウンド4試合での打率0.467と安定感があり、「安心と信頼のヒットメーカー」と評されました。ヌートバー選手と近藤選手が安定して出塁することで、日本の安定した得点に結びついたと言えると思います(特に1次ラウンドでは全試合6点以上差をつける大量得点。)

3番指名打者・大谷翔平(エンゼルス)

指名打者・大谷翔平

投手では2勝1セーブ、打者では23打数10安打で打率.435、1本塁打、8打点の成績でMVP獲得となりました(TBSニュース)。WBCベストナインには投手と指名打者の2部門で選出されました。

4番三塁・村上宗隆(ヤクルト)

三塁・村上宗隆

WBCでは調子が上がらず苦しんでおりましたが、準決勝メキシコ戦でのサヨナラ打となるツーベースヒットや、決勝アメリカ戦での同点ホームランなど、大事な場面で結果を残してくれました。

5番左翼・吉田正尚(レッドソックス)

左翼・吉田正尚

レッドソックスに移籍したばかりの吉田選手が世界一を目指してWBCに参戦しました。準決勝メキシコ戦ではもう負けてしまうのでは、と頭をよぎっていた頃に吉田選手の同点スリーランホームランがあって思わず叫びました。。WBCのベストナイン外野手で選出されました。計13打点はWBC1大会での最多記録を更新する素晴らしい記録でした。

6番一塁・岡本和真(巨人)

一塁・岡本和真

準決勝メキシコ戦でホームランになる打球がフェンスギリギリでアロザレーナ選手にキャッチされてしまった瞬間が1番印象に残っています。しかしそのタイミングあたりから日本打線が繋がり始めたように思います。決勝アメリカ戦ではリードを広げる貴重なソロホームランを放ちましたね。

7番二塁・山田哲人(ヤクルト)

二塁・山田哲人

2015・2016・2018とトリプルスリーを達成している山田選手はアメリカ戦決勝の舞台でも度々二塁を陥れてチャンスを広げていました(難しいはずなのに、山田選手のプレーを見ると盗塁が簡単そうに見えてしまいます。)

8番遊撃・中野拓夢(阪神)

遊撃・中野拓夢

正遊撃手・源田選手(西武)が右手小指を骨折したことによる代役として4試合に出場して出塁率5割、となっており代役と思えない成績ですね(YAHOOニュース)。

9番捕手・中村悠平(ヤクルト)

捕手・中村悠平

決勝アメリカ戦での9回大谷選手とのバッテリーは多くの方が繰り返し見返していることでしょう。オーストラリア戦では三振をする選手も多い中中村選手は立て続けの3安打を放っており、ヌートバー選手たちにいい形でつないでいました。

投手・山本由伸(オリックス)

投手・山本由伸

オーストラリア戦で山本選手の投球はとても安定していて安心して眺めていました。オーストラリア代表の選手たちがなかなかバットの芯で捉えることができず苦戦しているようでした。山本選手が無失点で4回まで投げたことで日本の良い流れができたと思います。

試合開始前の整列

日本チームのメンバーは誰もが名前を聞いたことがあるトッププレーヤーたちです。そんなドリームチームの試合が生で見られるのは幸せだな、と感じながら撮影していました。

大谷選手ホームラン

オーストラリア戦で大谷選手が放ったスリーランホームランを生で見ることができました。自らの顔が映る看板直撃のホームラン、打球をカメラで追いきれませんでした、、

飛距離140 m、打球速度は173 km/hでした。

大谷選手インタビュー

勝利後の大谷選手のインタビューです。東京ドームの歓声へのコメントをぜひご覧ください。

準決勝:メキシコ戦

メキシコ戦の日本の逆転勝利は忘れられません。0-3でリードされたまま満塁の得点チャンスを連続で生かせなかったときはもう勝てないのではないかと思ってしまいました。

岡本選手のホームラン性の打球もアロザレーナ選手のスーパーキャッチによって阻まれてしまいました。

試合の流れを変えたのは吉田選手の同点スリーランホームランでした。こういう場面で結果を残せる吉田選手カッコいいです。この後メキシコに2点をさらに追加されてしまいましたが、吉田選手のホームランによって日本の反撃ムードが一気に生まれたと思います。

2点を追う9回裏、大谷選手のツーベースヒットに始まり、最後は村上選手にヒットが生まれてサヨナラ勝ちです。感動しました。

決勝:アメリカ戦

ハイライトはこちらです。

アメリカに1点先制されてしまったのですが、村上選手のホームランで同点にすぐに追いつけたのは大きかったと思います。

ヌートバー選手の犠牲打によって日本が2-1とリードしました。

岡本選手のホームランによって3-1へとリードが広がりました。この後1点返されてしまいますが、リードを守りきりました。

最後は、大谷選手がエンゼルス同僚のトラウト選手を抑えて日本が優勝しました。

日本は2009年以来14年ぶりのWBC優勝となりました。大谷選手が大会MVPです。

日本は1次ラウンドから1回も負けること無く勝ち上がってきました。そんな日本をマリオカートで表現している記事が面白かったので紹介します。一度攻撃した敵にさらに攻撃を加える様は、日本の大量得点を表しているような気がします。

おまけ:大谷選手のストレッチ

オーストラリアとの試合前の大谷選手のストレッチです。

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