浜松科学館は東大卒博士でも楽しすぎた

10年ぶりくらいに浜松科学館に行ってきました。1時間くらいで回って楽器博物館も行こうと思っていたのですが、気づけば3時間以上科学館で過ごしてしまいました。

浜松科学館とは

浜松科学館は、浜松駅南口から10分弱東に向かって歩いたところにある、子供も大人も楽しめる様々な科学技術が展示された博物館です。2019年のリニューアルで自然・音・光・力・宇宙・新技術の6つの展示コーナーができました。

子供向けの科学教室も開催されており、体験の中で科学の面白さを知ることができるので、子供の教育の意味でもおすすめします。

東大卒の工学博士だとあまり楽しめないのでは、と思われるかもしれませんが、私も知らないことや未体験のことが盛りだくさんだったので、浜松に来たら是非こちらも訪れていただきたいです。

展示紹介

自然コーナー

浜松にある浜名湖や天竜川が昔は全く異なる地形だったことが驚きでした。

様々な標本が置いてあり、自由に顕微鏡で観察できます。

光コーナー

浜松科学館の光展示

光は波長によって特性が異なり、X線ならレントゲン、赤外線なら赤外線カメラ(熱検知)など、様々な活用がされています。学んだ方でないと、理系であっても光の種類についてよく分かっていない人もいらっしゃると思います。

様々な波長での検査装置と標本がいくつか用意されていました。例えば上図は軟X線を用いてペンを撮影した画像です。ペンの内部まで透けて見えています。

宇宙コーナー

浜松科学館の宇宙コーナー

クイズができる場所がありました。難易度が選べたのですが、グラマス(グランドマスター)という言葉に引かれて1番難しいCコースを選びました。

浜松科学館の宇宙コーナー

ネタバレになるので問題は載せませんが、とても難しかったです。ある問題の選択肢にあった赤方偏移は大学で学びましたね。問題の後には上図のような解説が出てきました。

音コーナー

浜松科学館の音コーナー

自分が聞こえる音の周波数を調べることができます。

力コーナー

浜松科学館の力コーナー

片方はアシスト機能がある状態でできる綱引きがありました。私と妻だと流石に私のほうが力が強いのですが、アシスト機能を使った妻とは互角の戦いを繰り広げ、終わった後は汗だくでした。(スタート方法が少し分かりづらかったですが、画面に基準点が赤丸で示されており、それを画面の赤線の真上に持ってくるとスタートします)

浜松科学館の力コーナー

バイクレースを楽しむこともできます。私は壁に接触して終了しました。

その他

浜松科学館の半導体のレースゲーム

どのコーナーか忘れてしまいましたが、半導体集積回路(IC)の解説の場所にはレースゲームもありました。

春の特別展「浜松ミクロ散歩」

常設展とは別に春の特別展「浜松ミクロ散歩」も開催されていました。

浜名湖のウナギは有名ですが、ウナギの歯の拡大写真も展示されていました(上図2枚目)。ウナギの歯やうろこがどうなっているか今まで知りませんでした。

ピアノ、三味線、馬頭琴・バイオリンなど、弦を用いる楽器は多くありますが、音の高さや楽器の種類に寄って弦の太さや素材など異なってきます。

13時くらいに浜松科学館を訪れた際、プラネタリウムの上映時間まで1時間半ほどあり、その時間までには見終わってしまって帰るだろうと考えてプラネタリウムのチケットは買いませんでした。しかし実際は特別展まで見終えた時には16時半くらいになっていました。楽しかったので後悔はありません。

おまけ:浜松城

浜松科学館の前に浜松城にも行ってきました。前回訪れたときは改修中だったのですが、今は工事も終わっています。

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