尾瀬燧ヶ岳山頂の景色は一見の価値あり(2023.08.05-06)

尾瀬ヶ原3回目になります。8月5日から6日にかけて鳩待峠→見晴→燧ヶ岳→御池というルートを1泊2日で巡ってきました。

燧ヶ岳の位置などは以前燧ヶ岳の周りを散策した記事を参照ください。このときは5月だったので雪が残ってましたね。

東京→鳩待峠

東京から鳩待峠

朝6時に東京(吉祥寺付近)を出発して9時半くらいに駐車場着。乗り合いタクシー(片道1000円)で鳩待峠に向かいました。

鳩待峠→見晴

鳩待峠休憩所

鳩待峠休憩所近くまで乗り合いタクシーで移動します。

鳩待峠から登山道に入ります。

鳩待峠から山の鼻までの木道

木道を下っていきます。

鳩待峠から山の鼻までの間にある多いわ

大きな岩が途中にあります。

鳩待峠から山の鼻までの木道のトンボ

夏だからか今回は特にトンボが多かったです。平地から山頂にいたるまでトンボが繁殖していました。登山道にも止まっているので踏まないように気をつけて歩きました。

見晴との中継地点に尾瀬山ノ鼻ビジターセンターがあり、館内にはイカのように様々な動物の剥製や尾瀬の植物の写真が並べられています。

キツネが可愛かったです。ツキノワグマが頻出のため16時以降の通行を避けるように、という看板がいたるところにありました。

尾瀬山の鼻カレー

尾瀬山の鼻に12時前くらいに到着して昼食にカレーを食べました。注文して30秒くらいで出てきました。山の鼻ではソフトクリームも売っていて食べようか悩みましたが、午後天気が崩れる予報があったので急いで出発しました。

尾瀬ヶ原木道

山の鼻から見晴までは木道があって歩きやすい半面、直射日光をずっと浴び続けるので日焼け対策は必須です。私は今回サングラス、日除けつき帽子、スパッツで対策しました。(山に行く際の装備については以前の記事参照)

尾瀬の池塘
尾瀬小屋池塘の魚

尾瀬の池塘ちとうには魚やオタマジャクシがいました。

トンボも多く、人に止まってきます。

様々な植物も途中で見られました。私が調べた限りでは順に、クルマユリ、ヒマワリみたいなのはマルバダケブキ、ツリガネニンジン、と思います。(間違いなどあるかもしれません)

弥四郎小屋

尾瀬弥四郎小屋
尾瀬弥四郎小屋

今回は弥四郎小屋に宿泊しました。これまでに温泉小屋、尾瀬小屋にも泊まりましたが、ご飯もお風呂も1番良かったので次回来るときもここに泊まりたいです。ボディソープやシャンプーが備え付けられていてお風呂もぬるめ・熱め(通常の風呂の温度くらい)と2種類あり、山小屋とは思えないくらいお風呂がきれいでした。宿泊施設は増改築のためか複雑な構造になっていました。

尾瀬見晴の夕焼け

夕焼けも東京で建物越しに見るものとは違って見えますね。

弥四郎小屋の夕食

夕飯は私たちは18時からでした。山小屋の食事とは思えないくらい品数もあって美味しかったです。尾瀬小屋に泊まったときも美味しかったですが弥四郎小屋もご飯が美味しくて良かったです。

尾瀬見晴の湧き水

見晴の湧き水が夏でも冷たいのでご飯の間ウィスキーを冷やしておきました。

蜘蛛の巣や花の写真です。

弥四郎小屋の朝食

朝食も美味しかったです。朝6時に食べて7時過ぎに燧ヶ岳に向けて出発しました。

見晴

2日目の朝は快晴でした。

燧ヶ岳

上り

燧ヶ岳登山開始

燧ヶ岳登山がスタートです。山頂が近づくまではずっと森の中を歩きました。

燧ヶ岳と尾瀬沼分岐

燧ヶ岳と尾瀬沼分岐が1合目ですね。燧ヶ岳まで3.5km。平地ならそんなに大変ではないですが、見晴から900mくらい標高が上がるので、なかなかたどり着きませんでした。燧ヶ岳山頂まで4時間弱かけて歩きました。

燧ヶ岳ブルーベリー

山の中にブルーベリーが自生していました。

燧ヶ岳ゴジュウカラ

山の中で鳥もたくさんいました。写真中央はゴジュウカラでしょうか。(望遠レンズを持っていないので野鳥を撮るのは難しいです、、)

燧ヶ岳山道

最初は歩きやすかったのですが、次第に写真のように木の根や岩の上を通る必要が出てきてなかなか険しかったです。

燧ヶ岳山林

森の中を歩き続けているので後ろを振り返っても視界のほとんどは木ですね。

燧ヶ岳の植物

植物もよくよく見てるととても美しい形をしてます。生物の中にたくさんの黄金比が隠れている、という本を中学生の時に読んだのを覚えています。

時折、何合目かの看板があってそれを励みに頑張って歩きました。

山頂

燧ヶ岳山頂付近の高山植物

山頂付近は風が強く、岩場を登る必要があったのでスマホのカメラでの撮影になりました。高山植物が生えています。

燧ヶ岳山頂の石碑

燧ヶ岳山頂に着きました!

燧ヶ岳山頂の眺め

遠くに尾瀬沼が一望できます。景色が良いです。

弥四郎小屋のお弁当

弥四郎小屋であらかじめお弁当を予約しておきました。山小屋が途中にないので1泊2日の場合は昼食を頼んでおくと便利だと思います。見晴から御池ロッジまでの間にトイレが無いので、トイレを済ませてから登ることをおすすめします。

OREO

気圧が低いのでOREOもパンパンに膨らんでいます。

燧ヶ岳からの眺め

お昼を食べ終えて出発です。少し下ってまた登ります。遠くに見えますが15分くらい歩くと着きました。

燧ヶ岳から御池ロッジに向かう道

トトロの世界に出てきそうな道をくぐり抜けました。

燧ヶ岳山頂付近の大きな岩の隙間

燧ヶ岳山頂付近にある大きな岩の隙間が天然のクーラーになっていて夏なのにとても涼しかったです。

下り

燧ヶ岳から御池ロッジに向かう木道

2つ目の山頂も過ぎると下りになります。草原が広がっています。

池に雲が映っています。

燧ヶ岳

後ろを振り返ると果てしなく道が続いていて、あの山の頂上から下ってきたのか、、と驚きます。

燧ヶ岳から御池ロッジまでの岩場

草原は快適でしたが、その後は写真のような岩場が延々と続きます。足の疲れも溜まってきたので、できるだけ手を使って下りました。

御池

御池ロッジ近くのT字路

ようやく御池ロッジ近くのT字路についたときは嬉しかったです。ゆっくり下りたため御池ロッジに着いたのはすでに17時近い時間でした、、

トレッキングポールと登山靴を洗って車に乗り込みました。(行きと帰りで別の方の車に乗せていただきました)

ちなみに、トレッキングポールは今回初めて買ったのですが、標高差のある登山の場合は用意したほうが良いです。今回トレッキングポールがなかったら足が負荷に耐えられたかわかりません。登山好きの方に、非正規品のトレッキングポールが壊れやすい、という話を聞いたので、大手メーカーであるLEKIのトレッキングポールを購入しました。

山を下りてからはまず燧の湯に入って着替えました。ようやくネットにつながるようになったのでホッとしました。

今市佐藤食堂

当初寄ろうと思っていたかねまる食堂が18:30までで間に合わなかったので、今市の佐藤食堂によってタンメンを食べました。

終わりに

燧ヶ岳は登るのが結構大変でしたが、山頂の景色はとてもきれいで登った甲斐がありました。東京に戻ってから2日間は歩幅が狭く、ゆっくり歩くことしかできなくて大変でした。4日も経つと筋肉痛も収まって日常にようやく戻れた感じです。

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