玉川上水の暗渠は散歩に最適(三鷹 – 四谷大木戸)

浅間橋雑記

三鷹を流れる多摩川上水は都心部である四谷まで流れていることを知り、自転車で散策してみました。玉川上水は現在公園や道路の地下を流れている部分(暗渠)も多く、かつて四谷まで流れていたと言われてもピンと来ない方も多いでしょう。三鷹 – 四谷大木戸の区間の玉川上水散策マップを作成してみたので、今後散策する方の参考になればと思います。

玉川上水散策の際の注目スポット(google map)

玉川上水の散策スポットはとてもたくさんあり、散策前に他のブログ記事などを参考にスポットを洗い出しました。しかしながらgoogle mapで検索しても出てこなかったり、実際に行ってみると記事に載っていなかったスポットがあったりなど様々な苦労がありました。私が散策してチェックしたgoogle mapを載せておきますので、今後散策される方の参考になれば幸いです。google mapのピンに撮影した写真の一部を載せています。

玉川上水の暗渠散策動画(約2分)

玉川上水の暗渠部(三鷹〜四谷大木戸)のイメージが分かるように、Reliveというアプリを使って散策動画を作ってみました。写真を撮影した場所と地図をリンクして動画にできるのが簡単で良いと思います。

今回の散策は朝10時過ぎに三鷹駅を出発しました。公園の中は自転車を降りてゆっくり歩いたので、明大橋(明大前)に着いたときには13時を過ぎていました。1時間ほどお昼休憩をとったのもあり、結局GOALの四谷大木戸に着いたのは17時でした。(写真撮影などせず自転車を漕ぎ続ければ1時間くらいの距離です。)

注目スポット3選

井の頭公園

玉川上水に沿って井の頭公園の中を散歩するのはとても気持ちよかったです。自転車で行ったものの、ゆっくり緑を眺めたくて歩きながら散策しました。公園では、親子で遊んでいる方や散歩している方、ベンチで本を読んでいる方など、皆さん思い思いに過ごされていました。

当日はよく晴れていましたが、木々に覆われているので全く日差しは気になりませんでした。雨の日だと靴が汚れそうなので、数日晴れたタイミングで散策することをお勧めします。ただし短パンで歩いたら5箇所くらい蚊に刺されたので、散策される方は長袖長ズボン・虫除けスプレーなどの対策をしたほうが良いです。

浅間橋

浅間橋

羽村からはるばる流れてきた玉川上水が浅間橋で暗渠になり、その後神田川に合流します。実は川が地下を流れる暗渠をこれまでの人生で見たことがなかったので暗い穴の中に勢い良く流れ込む絵をイメージしていました、、実際はとても静かでした。大量の水がどのように暗渠の中を流れていくのか気になります。

ゆずり橋

ゆずり橋

玉川上水は浅間橋で一度暗渠になりますが、地下水の湧き出したものが再び開渠として流れています。その開渠もまたゆずり橋で暗渠になりますが、そのレトロな雰囲気が素敵だと思いました。かつてこの橋の幅が狭かったときには、人々はゆずり合って橋を渡っていました。ゆずり合う心の優しさと代々子どもたちにこの橋をゆずっていく、という思いが込められて「ゆずり橋」という名前になっているそうです。

玉川上水の歴史

3代将軍家光が定めた参勤交代の制度によって江戸に大名やその家族、家臣らが住むようになりました。人口が増加した江戸の水不足を補うために、江戸時代の徳川4代将軍家綱によって玉川上水が引かれました。(玉川上水の歴史詳細については東京都水道局のサイトをご参照ください。)

徳川1〜3代将軍が大名の力を武力で押さえつけるような武断政治(武家諸法度や参勤交代)を行ったのに対し、4代将軍家綱は殉死の禁止や本記事で扱う玉川上水の整備など、幕政の安定を目指しました(文治政治と呼ばれ、7代将軍家継まで続きます)。

玉川上水は多摩川の羽村堰で取水し、四谷大木戸まで全長約43 kmあります。四谷大木戸から江戸市中へは地下の水道管で通水されました。当初は上水道でしたが、現在は高井戸にある浅間橋以降は一部暗渠になっています。現在玉川上水の水は浅間橋から管路で神田川に合流しています。(浅間橋以降に現れる開渠部は地下水の湧き出しらしいです)

玉川上水は1653年に完成後、水不足や水質悪化など様々な問題に直面しながらも、1965年(第1回東京オリンピック翌年)に利根川の水が東京に引かれるまでの間東京への水の主要な供給源として活躍してきました。

東京都水道局によると、現在東京都の水源の80%が利根川及び荒川水系、17%が多摩川水系です。

最後に

玉川上水の散策をしてみると、都心にある多くの公園が玉川上水の暗渠の上にできていることに気づきました。玉川上水が井の頭公園や新宿御苑などの緑を育んでくれているのですね。緑豊かな公園の中を子供からお年寄りまで多くの方が散歩されておりました。途中話しかけてくださったおじいさんと公園や自転車の話題で盛り上がったり、大きなカマキリに遭遇したりと、片道5時間半かかりましたが最後まで楽しむことができました。

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