学生生活の終わり、普通は卒業が決まった後の2月・3月に引っ越しをするのですが、私は前年の12月にアパートの斜め下の部屋が全焼したために急遽1月に引っ越しました。
バタバタの引越し
突然の火事
12月。突然斜め下の部屋が全焼。
幸い死傷者もなく、私の部屋も燃えませんでしたが、部屋が煤まみれになって匂いが1週間経っても残っているような状態でした。火事直後は、その部屋で寝るのはとてもできないくらい匂いがきつかったです。
匂いなどがきつすぎて電話したところ、火事があった日と翌日の2日間は管理会社がホテルを無償で用意してくださりました。(ただし自分から連絡しないと対応していただけなかったと思います。)
特に浴室やトイレの煤がひどかったので後日無償で掃除していただきました。ただし1週間くらい経っても全然匂いが落ちなかったので再び連絡し、オゾン脱臭も無償で行っていただきました。(放っておいて自分の身体に悪影響を生じるくらいなら、どんどん要望したほうがマシかと思いました。)
なお、家具が燃えたなどの被害はなかったので保険金は発生しませんでした。一歩間違えれば家具などが燃えて大損害を受けていたかもしれませんし、火災保険は必ず入るべきですね。
火事の怖さを思い知った結果、引っ越し翌日に「Sentry ポータブル耐火・防水保管庫」(30分耐火・72時間防水)を注文していました。最低限パスポートなどの貴重品だけでも守りたいです。
急遽引っ越し
もともと3月末までの契約でしたが、1月末で引っ越すことを決意しました。1ヶ月単位で家を引き払うタイミングを変更することができるとわかったので、12月の火事→1月末引っ越しというスケジュールを急遽立てました。
引っ越し直前に撮った写真。7年ほどお世話になりました。
家具家電付きだったので引越しの荷物は少なめです。
よく見るとカーペットに模様がついています。これは煤が積もったもので、タオルで拭いたり掃除機で吸ったりしても取れませんでした。
学生生活最後に引っ越しを前倒しすることに伴う苦労
引越しを早く済ませれば春休みが長くなるというメリットもありますが、学生だとなかなか引っ越しを早められません。
例えば就職する会社が引っ越し費用を負担してくれる場合、自分の好きなタイミングで引っ越しできません。友人の中には寮への入居時期が決まっているためにあえて繁忙期に引っ越さざるを得ない方もいました。
そして1月というのは卒業論文などの追い込み期であるため、そのタイミングで引っ越しに費やす時間が無いというケースは多いと思います。私は1月末に博士論文審査を予定しており、質疑を含め2時間のプレゼンを行って審査を通らないと博士号取得は叶いませんでした。
それに加えて、私は12月の前半にダンスで左手を骨折しており、時間がない+手が不自由というダブルパンチも食らっていました。博士論文審査直前に入院と火事を両方経験している方はそんなに多くないのではないでしょうか?
しかしそれでも、早く煤まみれの家から引越したいという思いが強く審査から2日後の朝には引っ越し業者さんが来ることになりました。審査当日まではプレゼンの準備に専念したので引っ越し準備の時間は1日半ほどしかなく、日をまたいで泣きながら荷物詰めをしました、、
1月末に引越しを行うのは上記のように非常に困難を伴うものでしたが、多くの方は自分より計画的に卒業論文などの準備ができると思いますの引っ越しを早めに行うことをお薦めします。私は1月に引っ越しした結果、2月3月を丸々自由に使えました。引越しの荷解きをしたり、家具を揃えたり、役所での手続きをしたりと、あっという間に2週間以上経ってしまいました。
引越し後の春休みに行ったこと6選
趣味に没頭
社会人になるとまとまった1か月くらいのまとまった時間はなかなか取れないので、自分の趣味の上達に専念しました。
ピアノは指の怪我がほぼ治った2月末に再開しました。意外と2か月くらい弾いてなかった割にはすぐに元の状態に戻ることができました。ピアノスクールで先生に見てもらって練習しました。自分はピアノを弾くときの姿勢など改善すべきところや、自分での練習方法についても先生にアドバイスしていただきました。
ピアノに専念する前の2月にはスクールの回数券が余っていたこともあって歌のレッスンに人生で初めて挑戦して計5回くらい先生に発生方法についてみていただきました。これまで自分は自分の声の出し方があっているのか自信がなくてカラオケなどはとても仲の良い友達としかいくことはできませんでした。今回発声方法についてレッスンしていただくことで、自分の声の出し方で良い部分や改善すると良い部分を知ることができました。数回のレッスンだけでも自分の声に自信が持てるようになりました。特に意外だったのは、腹式呼吸においては息を吐くことに専念するべきという認識だったのですが、むしろ吐きすぎず一定量をキープすることが大切だと知ったことです。言葉だけで説明することは難しいので割愛させていただきますが、自分の理解の誤りについても客観的に指摘されることで気づくことができます。
ダンスではこれまでやったことのないPoppingやジャズといった様々なジャンルに挑戦しました。社会人になったら週1か週2が限界だと思っていたので、春休みは週4くらい通っていました。自分が習ったことのないジャンルを習うことで、自分のダンスの動きの幅を広げることができました。集中的に練習したことで、自分ができていなかった振り付けの習得もしました。ここでの経験をもとに上級者クラスに挑戦し始めました。
資格勉強
春休みは主に英語と簿記の勉強を進めました。社会人になってからだと時間がとりづらいので、春休みのうちに一通りは勉強することを意識しました。
→2021年6月の試験で簿記3級に合格、2021年12月にはTOEIC910点を取得しました。
ブログ開始
本ブログを始めたのも春休みです。ブログを始める際にもサイトの設定方法などで手間取るので、時間のあるときに始められてよかったです。
新生活に向けた準備
引越しをした後にはまず役所への住所変更の手続きなどが必要になります。電気やガス、水道に関しての手続き、家具をそろえるのにかかる時間も考えると2週間くらいはあっという間に過ぎてしまうと思います。
休息
私はコロナもあり卒業旅行を断念しましたが、例えば卒業旅行に2週間くらい行く場合新生活に向けた準備も含めると1か月くらいの時間が過ぎることが分かります。2月末以降の引っ越しだと休む暇もなく社会人生活がスタートすることになりますね。新しい環境に進む前に少し休む時間も必要だと思います。私は趣味上達や資格勉強を進める一方で、少し休むことを意識しました。
思い出作り
学科の友人などとご飯に行って過ごしました。
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